有名な「ローカル鉄道 再生請負人」が舵取りに 大井川鉄道新社長に鳥塚亮さん(63)=静岡

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  • Опубликовано: 24 ноя 2024
  • ローカル鉄道の「再生請負人」が大鉄の立て直しに挑みます。
    千葉県と新潟県の鉄道会社で社長を務めた鳥塚亮さんが6月28日、大井川鉄道の社長に就任し、意気込みを語りました。
    <大井川鉄道 鳥塚亮新社長>
    「鉄道って、子どもたちみんな目を輝かせるじゃないですか。ワーワーって大喜びじゃないですか。『赤字』だとか『お荷物』だとか、それって何か間違ってる」
    大井川鉄道の親会社からアプローチを受け、28日、新社長に就任したのは鳥塚亮さん(63)です。鳥塚さんは、経営に苦しむローカル鉄道をさまざまなアイデアで次々と立て直したいわば「再生請負人」です。
    東京都出身の鳥塚さんは塾の講師、航空会社を経て2009年に千葉県の「いすみ鉄道」の社長に公募で選ばれ、経営の再建に取り組みました。いすみ鉄道の集客を増やした手腕を買われ、2019年に新潟県の「えちごトキめき鉄道」の社長に就任。観光列車「雪月花」や「直江津D51レールパーク」などを展開し、観光客を呼び込むことで地域経済にも貢献しました。
    <大井川鉄道 鳥塚亮新社長>
    「千葉の房総半島は過疎地です。新潟のえちごトキめき鉄道は2メートル雪が降るんですよ。そういうところでできたんだから、天下の東海道でできないことはない。ただ、同じやり方が通じるとは思っていません。地域に溶け込んで、私自身が地域に入って、いろんなことを探っていけたらいい」
    コロナ禍以降、赤字が続く大井川鉄道に追い打ちをかけたのが、2022年の台風災害です。鳥塚さんは「本線の全線復旧」を喫緊の課題としたうえで、現場主義で売り上げを伸ばすアイデアを探っていきたいと話しました。
    <大井川鉄道 鳥塚亮新社長>
    「静岡県は食が豊富です。そういう意味で、客単価が高い列車をやってみたい。最後の仕事になると思うので、楽しみながら、みんなを巻き込んで。不安をワクワク感に変えていくのは、将来を作っていくことだと私は思っています」
    鳥塚さんは大井川鉄道のファンで、2023年は3回訪れたと話していました。大井川鉄道ではSLの文化の継承にも取り組んでいきたいということです。
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